革の種類

ご要望に適した革をご提案

お客様のオリジナル革製品を製作するために様々な革をご用意しています。
革にも様々な種類があり、イタリアンレザー、栃木レザー、クロムなめし革など、
用途に合わせたご提案をしています。

  • イタリアンレザー
    イタリアンレザー

    イタリアトスカーナ州の伝統的ななめし技術、バケッタ製法は100%植物性のタンニンでなめされ、牛脂、魚脂で加脂されます。
    その製法を守り続ける厳しい認定基準をクリアーしたタンナーのみが加入するイタリア植物タンニンなめし協会で認定を受けた革。革本来の風合いと経年変化が大きく革だけでも特徴の出るこだわりのアイテムに向いている革です。

  • 栃木レザー
    栃木レザー

    ピット槽と呼ばれるプールに漬け、じっくりと時間をかけてなめす製法で作られた革。通常の革は「たいこ」と呼ばれる大きな樽型の設備で洗濯機のように革を回すことで皮の繊維をほぐし、なめし剤を浸透させます。
    栃木レザーでは、ピット槽に漬けて皮への負担を少なくし、「たいこ」のなめしに比べ10倍以上の時間をかけ、さらに繊維が詰まった仕上がりになります。革本来の風合いが強く天然の素材を強調したアイテムに向いています。

  • タンニンなめし革
    タンニンなめし革

    植物のタンニン(渋)剤でなめされた革。繊維が詰まっていて固く弾力も少ないのが特徴。使用することで馴染み、しなやかさが出てくるため革特有の経年変化を楽しむことができます。オリジナル革製品にも多く利用されています。

  • クロムなめし革
    クロムなめし革

    クロム剤という薬剤を使用してなめされた革。タンニン鞣しに比べ柔らかく、弾力があるのが特徴。
    経年変化は少なく水や傷などにも強いため靴や鞄などによく使われています。

  • コンビ(ヘビーレタン)なめし革
    コンビ(ヘビーレタン)なめし革

    タンニン剤とクロム剤を使用しなめされた革。タンニン鞣しとクロム鞣しのそれぞれの要素を併せ持つ中間的な特徴の革です。タンニン鞣しよりも繊維は緩くなりますがクロム鞣しに比べて厚みや固さ、可塑性があり、経年変化も味わうことができます。様々な分野でオールマイティーに使用できる革です。