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ラップホック加工(裏貼り)

2022.11.16

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服飾資材について

こんにちは、浜屋です。

 

過去のブログにも何度か説明が載っていますが、

改めてラップホック加工の手順を順番にご紹介していきたいと思います😊

 

① お客様からいただいた生地が『巻き作業』に適した厚みか確認します。

薄すぎると側面や裏面がシワシワになってしまったり、逆に厚すぎると機械で巻けなかったりします。

今回は厚みが薄かった場合に行なう『裏貼り』という作業についてを紹介します。

厚みをもたせるためにシート状のシール(不織布とも言います)を貼りますが、必要な大きさのシールを切り取るのにこのボードを使います↓

仕上がりが15ミリのラップホックを1つ作成するには、29.5ミリで抜き作業をする必要があります。

15ミリのラップホックの場合は、1DS(10cmx10cm)で8個抜ける計算になります。

※仕上がりサイズによって抜きのサイズは変わります。

 

② 必要な大きさを計算したあと、生地とシールをカットします。

注文数によって生地やシールの必要な大きさも当然大きくなりますので、2人がかりで作業します。

 

③ 切り取ったシールを下にして、慎重に生地と張り合わせていきます。

手ぶれしているので若干躍動感がありますが本当はゆっくり貼っています。

(右下のシワもあとからちゃんと直しました😉)

貼り合わせ完了後、外注に抜き作業を依頼します。

サンプルなどの少量の場合は社内で抜き作業を行なうこともあります。

次回は『社内での抜き作業』についてご紹介します🤗

この記事を書いたスタッフは…

浜屋

←なんだかとても楽しそうなのでチョイスしました